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オリジナル度・ユニーク度満点のザーズの事業

 「匂い販促」の他、企業のプレゼン資料のメイクアップ、Web制作サービス「インディアン」といったユニークなサービスを提供するZaaZ。代表・川口氏のこだわりはあくまでも「オリジナル」ということである。彼はビジネスを組み立てるにあたって、ビジネスのオリジナルとは何か?と考え、それは「人間の感情を動かすこと」、そして感情をもう一段階落とし込んで考えると、それは「五感」だという結論に達したと言う。
 その五感を拡げて考えると、映画、テレビなど、視覚におけるメディア産業は成熟している。同じように味覚の領域だと飲食業、聴覚には音楽、触覚に対してはマッサージ等の美容の世界がある。そして嗅覚の領域には、お香、香水、アロマの産業があるのだが、それらは全てBtoCのモデルで、BtoBのモデルはマーケットが開いていない。川口氏は「これはフロンティアだ」と感じたのだそうだ。そこで始めたのがマシーンを使った「匂い販促」だったのである。
 時代の最先端を行くZaaZのオリジナル度・ユニーク度満点の事業活動。広く理解されるにはまだ多少時間が掛かるかも知れないが、新しいメディア産業としてその一挙手一投足に注目が集まる。

ザーズの匂い販促とは?

 業界にイノベーションを起こすために斬新な事業で殴りこみをかけるZaaZ株式会社。そのメインとなる事業が「匂い販促」である。この匂い販促とは、食べ物の匂いがでるマシーン「ZaaZ one(ザーズワン)」を使った、次世代型販売促進サービスのことを指すと言う。売り場を食べ物の匂いで包み込み、お客を呼び込む空間を作り出す「ZaaZ one(ザーズワン)」を商品ラック、レジ横、キャンペーンブースなどに置いて使用する。マシーンとは言え、サイズはスマホ程度なので、場所を気にせず使用することが出来る。 
 導入イメージとしては、例えば、コンビニのスウィーツフェアでエクレアを売りたいときに、甘い生クリームを連想させるバニラやチョコレートの匂いをレジ横で使う。
 あるいはスーパーのカレーフェアで、グロッサリーの商品ラックからカレーの匂いを使う。
 また、自動販売機で、プレミアム缶コーヒーを売りたいときに煎れたてのコーヒーの匂いを使う。バレンタインキャンペーンで、店頭ブースからチョコレートの匂いを使うなど……他にもアイディア次第で様々なシーンで変幻自在な応用ができるのだそうだ。
 初めて導入されたのは、株式会社ドトールコーヒーの「ドトールショップ」。店外を通る人たちに方々に淹れたてのコーヒーの匂いを嗅いでもらい、店内へ呼び込むというプロモーションに導入された。現在、大手企業を中心に導入が進んでいると言う。世界的にも非常に新規性が高い、次世代型販売促進ツールと言えるだろう。

ザーズ株式会社

  「ZaaZ」と書いて「ザーズ」と読む。何の会社だろう?と思って事業内容を見ると「匂い販促事業」とある。そしてまたビジョンのところを見ると「ZaaZのビジョンは、”イメージは太陽系。”」とある。 頭は???で満たされる。落ち着いて探ってみよう。
 ザーズ株式会社の代表取締役社長 兼 最高経営責任者は川口健太郎氏。会社設立は2009年10月だ。川口氏は「今までにないモノ・サービスを世界に発信するイノベーションカンパニーを作りたい」と考えた。そして未来を作るためには、既存の事業をアレンジしたものではなく、これまでになかった、まったく新しいものが大きなインパクトを起こすと考えていると言う。そして彼は未来を作る5つのマインドを提示している。
 「childness:子供になること。柔軟な発想は歴史を動かす」。「thinkle:シンプルに考えること。しかし答えは無限にある。」「surprise:奇襲で攻めること。オリジナルが最強である。」「effect :結果を追求すること。プロの最低条件」。「dream?:夢を叶えること。夢は未来を作る。」そして、未来を作る5つのチェックリストとして、「dream :夢はあるか?」「original ?:オリジナルか?」「in<out ?:インアウトのバランスは?」「Who are you ?:夢中になれるか?」「What’s this !:サプライズか?」を挙げている。野心的で意欲的な言葉がそこには並んでいる。